【後編】これから生き残る会社と終わる会社
こんにちは。ニートな役員です。
さいきん夜中心に自分のパラレルのほうで動きまくってるんですけど、やはり動けば動くほどにご縁やビジネスチャンスが拡がったり昔の協力者からのタイムリーな声かけがきたりするものですね。
「今取り組んでいること、これまでやっていたことは繋がるんだ。ムダじゃなかったんだ」
感謝の一心です。
たとえ今が猛烈に八方塞がりでも腐らずに、ヒトを大切にし、自分を信じながら行動していれば必ず活路が見えてきますね。
さて枕がながくなりました。
「これから生き残る会社と終わる会社(後編)」です。
かいつまんで言いますと前回は”会社のサービスが売れ続けるかどうか?その要因は!?”
ってところで中座していました。
結論です。
今後会社のサービスの運命を握るサービスへの考え方
【体験をいかに提供していけるのか?】
ココが最重要キーワードになります。
いかに生活者の生活に「元気になれる」「共感できる」要素を提供していけるか!?に真剣に取り組み、マネタイズに成功した会社が生き残ります。
要するに
大切なのはUIではなくCX/UXです。
CX/UXってググればそれらがどういうものか程度は分かりますので、知らない方はまずご自身で調べてからこのブログを読んでみてください。
あくまでCX/UXの定義は知っている、という前提で進めていきます。
▶︎背景
飽食の時代に入り、今の日本社会では情報過多な状態かつここ10年ほどは特にデフレで過当競争な状態に陥っています。
モノの過不足や高性能売り、価格差に頼ったマーケティングでのサービス運営では生活者目線での満足度は得られず、とくに日本経済を支えてきた家電メーカーなどは苦境に陥り外資に身売りしてなんとか存続している始末です。
日本企業の採用する経営戦略は得てして市場変化に脆く、台風ごとに破綻する交通インフラのごとく都度バグが発生しています。
海外資本がそんな弱体化した日本企業を安く買い叩くのは目に見えてますよね。
どれだけ高学歴の卒業証書を備えた役員陣をならべても、今後起こりうる変化に対応していけずに過去の成功体験を頼りにドヤ顔で語っているようでは企業を発展させることなんて土台ムリな話です。
改めて【体験の提供】がキラーコンテンツになっている現状、いかに早くそこに現状の課題を見出しながら体制を再構築していくことができるのか!?
この時点で腰が重い企業が多い分、考え方をシフトしていけた者勝ちという状況が待っています。
▶︎体験の取り入れ方
これは各企業ごとに扱うサービスに違いがありますのでここで敢えて「コレ!」と明言することはしません。
強いて言えばまずペルソナの再分析にリソースを割いてください。
決して私のような外注の訳わからないコンサルやマーケター崩れに依頼はしないように。
あくまでキチンと自社のビジネスモデルに携わってきた方に任せるようにしましょう!
▶︎事例
とどのつまり、よく分からない状態で話終わらす訳にいきませんので事例を1つ書いておきますね。
日本にありながら驚異の収益率ちリピート率を叩き出している企業があります。
なんとサービス提供する前にかならず7480円/人を徴収するドSなサービス設計です。
さてどこの会社でしょう?皆さん知らない人はいないはずです。
はい。
【オリエンタルランド】です。
ディズニーのアレです。
なぜかと言うと
老若男女関係なく好き嫌い関係なくディズニーランドに行った人は”とにかく元気になれる”サービスを提供しているからです。
ディズニーに行った帰り、最寄りの駅では大の大人がミッキーの耳をつけてテンション高めに楽しく数人で盛り上がりつづけていたりしますよね。かなりの時間あの世界観の効果が続いてるケース、埼京線などでもまだ夢をみていたりw
子どもたちなんて夏休みにディズニーにいく!となるともう1ヵ月くらい前から大騒ぎですよね。毎日ハイテンションで日頃やってくれない手伝いや宿題にもアクティブに取り組んでくれたりします。
ウチの子なんて前日興奮しすぎて鼻血が出まくったくらいです^_^
もう問答無用で「ディズニーに行けばサイッコーに幸せになれる感」
リピート率は驚異の94%超!!
しかも30年以上ですよ?w
数々の景気変動があったにもかかわらず。
そんなバケモノのような企業が日本にあるんですよ。
そうなんです。
ヒトはお金を払う際に体験として喜びやエンターテイメントを求めているということなんですよ。
ブランディングという言葉がありますが、要は「ヒトに自然と選ばれるサービス」にしていくためにはそのためのイメージを根付かせていくことが今後の企業活動において最重要課題となっていきます。
広告代理店の言いなりに、CMや広告を打ちまくって一過性の効果を出したとしても持続可能性は決して上がることはありません。
ソコをしっかりと意識してご自身の会社が生活者にどのような体験を提供していけるのか?考えてみましょう。
少しずつですがかならず市場の反応に変化が出てきますよd(^_^o)
それでは。