転職活動しないほうが転職うまくいく説
こんにちは今日ものんびりニートな役員やってます。
昨日は夜、結構な大企業の役職者や経営者と多く知り合いう機会があったんですけど、いつもラフな感じでそう言う場所にいってしまう自分が少々申し訳なかったですねw
クソSES会社の話は1割程度に自分の仕事の話9割。
今事業計画とマーケティング、スポンサー探しを同時並行で進めている日々です。
そのうち公開できる様になったらブログに書いていきますね。
さて、今回は"転職活動しないほうが転職うまくいく説"です。
実体験にもとづいた内容で、極論なんですけどお役に立てたら嬉しいです。
だれでも「転職で失敗したくない」と思ってるはずなんですけど、転職活動を続けていくうちになんだかおかしい方向に進んでいくケースがかなり多いです。
ついついブラックな企業に引っかかってしまう人が後を絶たないって状況を1件でも防ぎたいと思っています。
自分自身も転職を10回以上してきていますので実体験での失敗も踏まえ、その結果身についたうまく転職できる方法について書いていきたいと思います。
せっかく意を決して転職したにも関わらずまたツライ思いをするなんて考えたくもありませんよね?「そんな人を一人でも減らしていければ」というのがこのブログの目的です。
人材ビジネスの最前線でかれこれ15年ほど人の転職ごとに向き合ってきましたし、自身も転職者としての経験も豊富になってしまいましたので、よくあるテンプレート的な記事に比べれば100倍リアルな内容だと思います。
主に以下の3点がテーマに赤裸々に行きたいと思います。
①転職に失敗してしまう人の共通点
②転職市場の構造や慣習を知っておきましょう
③うまく転職できる方法
基本的な要素も押さえつつ、後になるほど毒吐いてます。
できるだけわかりやすく説明していきますね。
①転職に失敗してしまう方の共通点
自己PRで事故る
これはイタイです。自己紹介文を長々書いちゃってたり、面接で延々と自分のことを喋り続ける人が意外と多いです。明るく楽しい雰囲気を伝えたいのかもしれませんが、採用担当者はキャラクターで見極めているわけではありません。
出会った瞬間での第1印象は重視しますがあくまでそれは非言語領域での範囲です。
▶︎コミュニケーション能力を見られる
・求める要点をわかりやすくアウトプットできる人かどうか?
・相手の立場で会話を引き出す能力が備わっているのか?
面接でわかることはたかだか知れてはいますが、自分自身で考えながら体系的に受け答えできる人なのか?会話の中での気づきや課題点をピックアップでき解消に導ける方なのか?を採用担当者は見てきます。
<対策>
「あせってその場しのぎで薄い話をしてしまったり、考えながら支離滅裂になる。」
これらは面接の最中かなり印象よくない状況です。そうならないために会話に自信と余裕をもてる様にしっかり準備して臨みましょう。
・自分がこれまでどんな経験を積んできた人間なのか?
・自分は何ができる人間なのか?
・自分が今後どういったことを目標にしているのか?
それぞれをあまり深く考えず書き出して見ましょう。
そしたらそのあとは極力いらない要素を削り落としてください。
テンプレート化のために言葉に出しながら精査して行きましょう。
骨組みはそのままに、応募する企業にとって魅力的に聞こえるであろうストーリー化と
親和性の高い経験を重点的にPRできる様にしておきましょう。
▶︎1度フレーム化しておくと迷うことはなくなります。
気持ちに余裕が出る分だけ相手の反応への気遣いもできる様になりますので、全体的にあなたの印象は良い形で残る様になります。
明確に伝えて良い残り香を残すと言うのがコツですね。
転職の動機が不明確
意気揚々と転職活動は開始しますが面接どころか書類選考すら通過しないというパターン。これはかなり精神的にもかなりプレッシャーがかかってしまいますよね。
なんのために転職したいのか?という目的すら自分自身で説明できない状態で求職者の話なんて誰も聞こうとは思ってくれないという事です。
もしかしたら応募者がレアな会社であれば書類選考は通るかもしれません。
誰も応募しない様な企業になんて行きたくないですけどね・・・。
正常な会社の場合、動機が不明確な求職者は経歴書上でどんなに年齢や業界経験などが整っていても選考を通過していくことはまずありません。
<伝え方>
自分自身の「細胞分解」の作業です。
月並みですが動機なんてむりやり作るものではないです。自分の中から出てくるものだと思います。
▶︎動機のベクトル3つ
・これまで自分自身が抱えてきた課題を解決できて理想に近づいていけるもの
・その企業と応募した自分とでしか実現できないだろうという限定要素とその根拠
・双方にとって将来性のある機会か
これらをベースに自分自身のワイヤーフレームとしてストーリーに軸を立てておきましょう。
面談での相手への伝わり方が良くなる上に、転職先を見極める際のマッチング精度が格段に上がるはずです。
②転職市場の動向や慣習
これは仕組みですので知らないとシンドイかもしれません。
そうとう特殊な技術とかがない限りは振り回されてしまう可能性もありますので。
転職エージェントに依存してはいけません。
これは中にいた人間として断言します。
「使わない方がいい」という意味ではなく、
「決して期待なんかしない方がいい」という意味です。
前提として彼らは「その人にとっていい転職を」なんて1mmも考えていませんので。
あんなの広告代理店が考えたただのキャッチです。
実態はまったく異なります。
なぜなら彼ら、彼女たちの多くは強烈な営業ノルマと工数を強いられて求職者のことを考える余白がほとんどありません。
大概考えていることなんて、
月次の計上ベースでの個人売上進捗か面談設定件数、知能レベルが低い営業だとアポや案件の件数くらいです。
あなたの大切な転職を仲介するポジションの人間がそんな程度ってこわくないですか?
エージェントの営業マンのアタマの中は「上司に怒られたくない!」という内向きな思考でいっぱいで、求職者のことなんてまず数字の材料くらいにしか思っていません。
下手すればオフィスでは求職者を呼び捨て、勝手にあだ名で呼んでたりします。
余談ですがそれを目の当たりにしてその社員を異動させたことが数回あったほどです。
そんな営業社員なんて必要ないですね。
これは大枠事実ですし、実はネームバリューがある大手ほどその傾向が強いです。
ほっておいても会社の広告費で求職者は次から次に仕入れできますので。
中には自分の人脈や営業スタイルで案件も求職者もガンガンにリードしてくる営業マンや、性格的に世話見の良い営業がいますが、そんな素晴らしい営業に担当されることは稀ですね。
<対策>
傾向として
・ホウレンソウができない営業
・連絡のレスが2H以上経ってもない営業
ビジネスマンとして失格ですので、早めに担当変更してもらいましょう。
あなたの限られた転職時間を浪費するだけです。
後は
・求職者の要求とは的外れな案件を強引にすすめてくる営業担当
案件にハメることしか頭にない営業このタイプは犯罪者レベルです。
今すぐこの世から消えて欲しいですね。
もし営業が免許制なら一瞬で剥奪したくなります。
コレは会社の体質が売上至上主義であることが原因ですので、登録を解除したほうがいいですね。ロクな結果にはなりません。
▶︎人材業界のサービスクオリティー
あくまで仲介役でしかない点がボトルネックです。
いかに手切れのよい商売で効率よく金だけもらうかが根幹ですから期待しすぎてはいけません。
あくまで情報収集や給与相場感の確認、面接件数の確保のために使う程度にして下さい。
万が一良い案件や良い担当と出会えることがあれば、その営業とのご縁は大切にしておいてください。
そういう子はかならず他の会社に引き抜かれていきますので。
でも末永く力になってくれますよ。
そして最後
③うまく転職できる方法
実はこれは自分が実行している方法です。
ひとことで言うと「転職活動なんてしないこと!!」
これに尽きます。
エグゼクティブ層が転職活動してるってきいたことありませんよね。
それと同じやり方です。
オマエもしかしてエグゼクティブなのか!?って思われたかもしれませんね。
いいえ、地方の3流大卒でブラック経験多数です(笑)
結論から言いますと
転職は「転職する!と決める前に決まっているべき」モノです。
日頃から下記の内容を意識していれば自然と転職するべきタイミングに、好条件で転職することができる様になります。
▶︎自然と誘われる様にする
要するに自分自身の日頃の活動すべてを自然とリファラルに結びつけていくやり方です。関係性のある取引先や協力業者、知り合う人たちにとって常に有益な存在でいられる様に努めていれば勝手に「一緒にやらない?」って言う誘いをいただく様になります。
ポイントはこちらからは一切「会社に入れてください」ってお願いなんてしないこと。
こちらから仕掛けた瞬間に立場が逆転してしまいますので。
あくまで声掛けされる様に誘導していってください。
なんだかメンドくさい女子みたいですけどね。
▶︎情報の鮮度が重要
転職サイトやエージェントに頼った時点でその市場原理に巻き込まれます。すなわちその瞬間に自分で転職をコントロールすることはほぼ不可能になります。
他人や業者が提供してくる情報はかならず何かしらの思惑や都合が反映されたものです。
要するに2次情報以降のものは誰かの都合で構成されていますので、情報としての価値は極端に低くなります。だって又聞きの情報なんてだれも信用しませんよね?
井戸端会議のうわさ話と同じレベルです。
冒頭に申しました様に自分の大切な転職機会を他人に依存するのではなく、自分で判断できる様にしていきましょう。
▶︎ネットワーク
日頃付き合う人はある程度選んでください。
できるだけ経営に近いポジションにいるか組織での決裁権を持っている、もしくは人脈キーマンと言われるネットワーキングに長けた人と付き合う様にしましょう。
打算的とか言われるかもしれませんが、時間は1日24Hしかありませんから。
周りにいる人間5人の平均値が自分の価値と言うじゃないですか。
本質的に良い関係性を構築していけるコミュニティーの中にいれば、自然と良い話が転がり込んでくるものです。
まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございました。
転職って最近ではOPENになってきましたが、やっぱり繊細なものですし相談する相手もきちんと選ばないとマズイですよね。
その結果どうしても転職エージェントの餌食になったり、焦って判断を間違えたりして負のスパイラルに入り込んでいるケースは多く目も当てられない状況です。
仕事や転職先を選ぶ際にいかに自分でその選択肢を作っておけるのか?
当初の目的を見失わず、内定狙いの転職活動に陥らない様にしていけるか?
すべては日頃からの準備の仕方を知っているかどうか、だと思います。
焦らず楽しく仕事を選んでいける様に日頃から備えていきましょう!